
前回の怒涛のH社、S社の見学から2週間。
この日はM社のモデルハウスに来ました。
ここは札幌市内の展示場内に専用モデルハウスがある会社で、口コミやWEBサイトの事例を見ても、是非一度訪れてみたいビルダーでした。
何か気になっていたかというと、ここはとにかく意匠・デザインが秀逸だということ
中でも階段は特徴的で、事例のアイアンの美しい階段に魅了されたのがなにより実物を見たくなったきっかけでした。
住宅展示場は過去に行ったことがあるのですが、その時は完全に某ハウスメーカーのプレゼント企画に便乗していたので、モデルハウスの中身にちゃんと触れる機会はこの時が初めてでした。
世間一般で言われる「モデルハウス」。 そのビルダーの技術の結晶でもあり、ふんだんに材料を使った”魅せるための家”。
その印象だったので、消費者側からすると現実的な意味では半分程度に受け止めようと思っていました。
雄大な家々が立ち並ぶ中、一際モダンな外観のそれはありました。
形状からして普通の住宅とは一線を画している建造物のためか、思っていたよりもかなり迫力がある。
少し緊張しながらも中へ。
中に入ると玄関から長く続く土間がダイニングまで伸びています。
ダイニング&キッチンは造作のアイランド式。
2Fまで貫いた開放的な吹き抜けは、とても余裕のある優雅な空間を演出しています。
リビング階段はアイアンと木のコラボレーション。2F吹き抜け部分にはシャープな木製ルーバーが目を惹きます。
すごい・・
モデルハウスだと普通は営業さんが近寄ってくるのですが、この時は2Fにいたからでしょうか。
すぐには寄って来ないのですが、僕ら夫婦は土間からダイニングに勝手に入っていき、眺め始めました。
単純にモダンでシャープな内装の美しさに感動すら覚えました。
今まで見た中でも異質な感じのクオリティ。これはモデルハウスだからでしょうか。
豪邸と言っても過言ではないくらい、一般的な住宅とは違うおしゃれな空間に圧倒されました。
ダイニングを見終わるタイミングくらいで、営業さんが登場。爽やかな若めの方です。
ここで事例パンフレットを幾つか貰い、説明が展開され始めたのですが、正直あまり有益な会話にならないというか・・
質問しても、そこまで深い回答が得られる感じでもなく。
どうやらまだ入社して間もないそうで、詳しいことはわからないとのこと。
ここは少し残念なポイントでした。
営業さんがいる場合・・・居ても良いのですが、とにかくその人の知識量が大事だと思っています。
もちろん前回S社で技術者から直接な意見を頂いたからこそ、そう思うようになりました。
僕の仕事(WEB業界)もそうですが、クリエイティブにおいてはヒアリングやコミュニケーションが最も重要で、技術で信頼を得ることは当然としても、その説明においても大事なファクターだと思っています。
それを営業さんがフロントで担うならば、小手先のトークよりも知識が豊富であるべきと思うのです。
結局、ひとしきり説明を受けたという感じでもなく、すでに事前に自らWEBで仕入れた情報があったので、 一応の会社の表面的な情報を聞いてこのモデルハウスを後にしました。
それにしても・・・
価値観が変わるくらいのインパクトを受けた今回の見学。
モデルハウスということもありますが、それ以上にこの会社に興味が沸きました。
意匠、デザインに振り切るとこんな感じなのか・・
自分たちが造りたい家は果たして何なのか。
インスピレーションの宝庫だった今回で、さらに突き詰めて考えたくなったのです。
