Aホームは目立って広告を打っていない建築会社です。
まず、この会社には普通に知らないと辿り着けないかもしれません。
どうしてここにたどり着いたかというと、某口コミサイトからです。
仕事柄、ネットで検索をして情報を集めることは常日頃からしていましたし、ハマってしまうと性格上どこまでも深く広く調べまくってしまうのです。凝り性なんですかね^^;
それが今回、建築会社探しでも発揮されました。
寝ても起きても風呂に入っていても、考えることは建築会社のことばかり。雑誌から気になる会社のWEBサイトは見るし、その会社の口コミは当然ながらも、他のログも追うようになり、多方面から総合的な情報を取得できるようになってきたのです。
この時Aホームに行ってみたいと思ったのは、口コミで悪くない評判なのと、予算から柔軟に対応してくれそうな感じがしたのです。
アポイントを取って会社に訪問。
爽やかな男性スタッフに迎え入れられました。
今までとは違って、普通に雑居ビルにある一般的な企業と変わりが無い打ち合わせスペース。
モデルハウスでもオープンハウスでも無いこの打ち合わせは、少し仕事の打ち合わせにも似ている感じでしょうか。
男性スタッフの方は二級建築士。
元々現場だったが、現在はお客さまの前で説明をする営業寄りの業務が多いそうです。
自社施工で自身の家を建てられたとのことで、写真を幾つか見せてもらいました。石材を効果的に使った特徴的な家です。
元々石材を求めているわけではなかったのですが、重厚感・高級感から素材としてアリと思えました。
札幌には札幌軟石という石があります。
札幌には歴史のある石造りの邸宅ではよく使われている柔らかさの感じられる石です。
あえてこの特徴的な石を使う手も面白いのか・・
そんなことを考えて見ていたのですが、気になる意匠はまぁまぁ良さげな雰囲気。
石は内部にアクセントに取り入れていて、玄関の床は石を敷いているが床暖房を入れているとのこと。今までの見学では見たことがない仕様。
ただ、スタッフさんは実直な方で、リビングと玄関を隣接する間取りで作ったがために、少々寒いと言ってましたね・・
写真だけながらも、一通り説明を受けました。興味があれば実際に住まわれている方に依頼して見せてもらうこともできる、とのことです。
ただ、何か決め手に欠けるのです。。
悪くはなさそうだし、事例も悪くない。
でも、これで良いのだろうか・・?
結局、実際の家を見に行くことを選択しなかったのですが、それはそこまで興味を駆り立てられなかったからだと思うのです。
今となってはこの直感が正しかったのですが。。
翌日、建築家との話す予定もあるので、気持ちはそちらに傾いていたのかもしれません。