[File.003]アットホームな地元ビルダー見学

20170712

建築会社探し

前回のオープンハウス見学の翌週。
自分の中で少し家造りに対しての興味が前進した感がありましたが、早速嫁さんが持ってきてくれた情報により、札幌市内分譲地域にあるとある地元ビルダーのオープンハウスに行ってみることに。

ここはたまたまイベントを行っていることを知ったらしいのですが、正直あまり期待はしていなかったのです。
まぁ、前回が自分たちの好きなインテリア込みのイメージがかなり強かったので仕方ないのですが、今回はどう見ても「普通の住宅」のイメージで。。

WEBサイトを見ても、良く言えばアットホームだし、悪く言えば普通の家・・・ 特徴が無いというか、こういうの好きなのは女性向けなのかなと。男から見ると魅力的には感じられなかったのです。

と、事前にここまで感じていながらも、見学自体には良い機会だし価値があると思い、夫婦2人で見学へ。

 

この辺りは札幌市で最近大きく分譲をしている地域の1つで、中心部からかけ離れているし、遠い。
なので自分が選択することは無いのですが、分譲地という「造られた街」が整然と並ぶ区画。
だだっ広い平地にまるで人工的な街が作られている途中でした。

造成途中といえども、すでに結構な住宅が立ち並んでいて、もちろんどれも新しい。
同じ意匠、似た意匠の住宅の並びもあれば、まったく違うトーンもあります。
どれもが新しい家揃いなので、整った街並みが広がっています。なるほど。これが分譲地というものか。

そして目的の建物に着いてみるとまぁ普通の感じの家。申し訳ないけど、やっぱり無難な住宅の印象です。
出迎えてくれたのは30代前半くらいの男性スタッフ。間取り図を元に色々と案内してくれました。
今でも印象に残っているのは、棚などのフチを丸く角落としをしているところ。いたる所がいちいち丸みを帯びている。

「女性目線でデザインしているんですよー」

これは家の中で子供が走り回っても危なくないように意識した造りらしい。
その視点が女性らしさの特長であり、このビルダーを象徴しているようでした。

全体を見終わった後、ダイニングに腰をかけて営業さんと話をしました。

やはり坪数は土地が50坪少々に建物が35坪くらい。前回もそうでしたが、この広さがスタンダードなのでしょうか。
4LDKのサイズで考えると、そのくらいが余裕のある広さということになるのでしょう。

意匠については、なんというか内装も女性目線すぎる印象。角を取ってあるのは良いけど、あまりにアールすぎてアットホームに傾倒しているというか・・
これが好みなら良いけど、僕らは特に好みではないので、ササりませんでした。

 

せっかくなので色々と聞いてみることに。

気になったのは、通勤はどうしているか。この家のオーナーの勤め先は街の中心部だという。
ここから通う手段はバスか車だが、バスで中心部まで約40分かかるらしい。夏ならまぁあり得る話だけど、冬になるとどうなるんだろう・・・?そもそも終バスが22時台?
車で中心部まで通うという手段は、共働きだと車が2台必要になる。中心部が職場だと別途駐車場も必要になる。

この街外れに住むということのデメリットを差し引いても、ここの土地を選んだということはその覚悟で家を建てる選択をしたということなのでしょう。

この営業マンも数年前に自宅を新築したらしい。妻は色々と話を聞いている。歳も近いこともあってか、親近感が沸く話題のようです。
とはいえ、僕は大きな課題である、自分たちの住む地域について考え始めていたのです。

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