僕自身、一人暮らしの中で引っ越しは4回ほど経験していて、北海道以外でも東京や大阪にも住んだことがあります。
引っ越しに慣れたせいか、自分が住む環境でいつも軸にする絶対条件がありますが、今回は賃貸ではなく購入を考えることが大きく違います。
買う、ということは首都圏でもない限りほぼ一生その地に住む覚悟で買う、ということ。「終の棲家」として考える必要があります。賃貸と違って途中で変えることはそうそう出来ないでしょう。
今の賃貸にずっと住むことが考えられなかったのは、今後家族が増えるかもしれないし、増えなくてもここ以上の物件を求めるのは必至と思いました。
さて、購入を考えるにしても、マンションだろうか。戸建だろうか。
これはすでにご存知の通り、どちらが良いというわけではなくライフスタイルでどちらもメリット・デメリットがあります。
何も知らなかった僕は、ネット上で情報を集めだしました。解らないことは調べるのです。
マンションの場合
メリット
- 駅から近い
- 雪かきが無い
- 高層階の眺望
- オートロック
デメリット
- 駐車料金がずっとかかる
- 共益費・管理費がずっとかかる
- 共用部分への気遣い
- 上下階、左右部屋への気遣い
- もし何かあった時に、何も残らない
戸建の場合
メリット
- かなりの空間的自由が利く
- 駐車料金がかからない
- 土地が自分のものになる(資産として)
デメリット
- 雪かきが必ず必要
- 駅近の土地は見つかったとしても高額
- セキュリティ面の心配
- 町内会的なもの
細かく考えるともっとあるのですが、おおよそこんな感じでしょうか。
マンションの大きなメリットは駅近マンションが基本だということ。夫婦共働きなので、これは大きな魅力でした。
雪かきも無くて済む。これも大きい。北国札幌では冬の生活は必ず考える必要があります。最重要事項でもあります。
さらに自分たちのライフスタイルから考えてみるのですが、一番大きな点は、「自分のものになるかどうか」でした。
高額なお金を払って住まいを購入するわけなので、納得して購入したい。
いつもそうですが、僕らはお金の使い道についてはかなり熟考する夫婦なので、ここが大きなポイントでした。
マンションだと「その空間を買う」印象だったのと、じゃあ土地が無いぶんそこまで安いのか？ということも考えました。
マンションが1,000万円代だったら悩んだかもしれません。でも大抵新築で3,000万円前後はする。
購入した後もずっと駐車料金はかかる。そこにお金を払い続けること。これは許容できるのだろうか。
それならばと、結論は戸建を選択しました。
戸建であれば土地と建物は自分たちのもの。(正確にはローン利用だと抵当権で自分たちのものではないが)
なにより、購入するものに対してお金を払うという納得ができたのです。
では戸建のデメリットについては？
一番気になる点は、駅から近いのかどうか。ここが大きいですが、駅から近い土地で戸建を考えるという結論に至りました。
これは色んな情報を駆使して調べまくる僕らだからこそ、折り合いを付けて辿り着けると思ったのです。
こうして戸建を検討し始めたのです。
