実は前回の建築設計事務所さんの往訪から1週間後。オープンハウスに来ていました。
札幌から少し離れた街です。

興味があるなら少し距離があっても向かっちゃいます。ドライブがてらでも目的があるとより楽しくなるものです。帰りはご当地のお店で食べて満足ですしね・・！

完全予約制のオープンハウスなので、少々緊張します。
着いてみると今までのビルダーとはちょっとひと味もふた味も違う外観が。
焼杉で覆われた特徴的なシックな外観。勾配屋根がまたオシャレな装いです。

恐る恐る中に入ります。

おおお・・！

なんでしょうか。木の使い方が非常に上手い。でもそれだけじゃない・・
家全体のトーン、でしょうね。バランスが絶妙。デザインでいうところの「トンマナ」がきっちりしている。

珪藻土の壁と無垢の床材の色、照明の加減、恐らく世界観・コンセプトが確立していないとこうはできないでしょう。
また、施主のこだわりも伝わる照明やスイッチ類。ルーターなどは隠しているのもスマートな収めです。

ペレットストーブで暖房を賄っているらしいのですが、綺麗に循環しているのか1Fも2Fもほとんど温度差が無いです。
延床面積が広いわけでも無いのですが、吹き抜けで2Fからの光の抜け方が開放感を演出しています。

これは・・素敵だ。

リアルで見ると感じるものがまた違いますね。WEB事例よりオープンハウスで感じることも多いです。
WEBサイトの事例だけで見ていたモダンな空間がそこに広がっていました。

デザインも良いのですが、導線も考えられていて、玄関から脱衣所から洗面所、キッチンへの動きがこの施主さんの生活導線なのでしょう。シームレスに動けるイメージです。
キッチンには大きめのパントリーもあります。色々な食材を保存するので、僕ら夫婦にとってもパントリーは必須なもの。ここまで余裕のあるパントリーは初めてでした。

でも・・
お高いんだろうな・・

実は少し弱気な金銭面の不安があります。
そりゃあ素晴らしいクオリティを見ていると妄想も膨らみます。ワクワクと期待しちゃうんですよね。
建築事務所はコストがかかるイメージがあり、果たして予算に納まるのだろうかと、現実的になる自分もいました。

これまでも予算を考えていましたが、まだまだざっくりですし、本当に現実的に注文住宅を建てられるのでしょうか・・？